2009年11月29日日曜日

第13回淀川市民マラソン 序盤

さて、さてと。
スタートしたが、もう、とにかく、ひたすらゆ~っくりと走ることに専念する。
この日を迎えるに当たって、自分なりの目標みたいな物を立てていた。
まず、歩かずに走り切る。
で、上手く行けば6時間切りでゴールする。
そんな事を。

2週前のハーフマラソンで、かなり自信を無くし・・ と言うか、「フル完走は無理なのでは??」と言う絶望感を味わっていたけど、先週に28kmのジョギングをこなし、「なんとか上手に走ればイケるかも??」なんて、それまでの不安が少しなりをひそめたので。
とりあえず人事は尽くしたので、あとは天命を待つと言った状態ではあったのだ。

なので、ゆ~っくり走る。
ウォーキングより遅いぐらいだ。
同じ様な位置からスタートしたオッサンが、走らずにウォーキングでオレと並走(並歩?)していた。
ホント、丁度同じ位のスピードで、ちょっと気を抜けばそのオッサンの方が早い位。(笑)

だから非常に嫌な感じで並走した。(こっちは走ってるのにね。)
それに加え、更に嫌~な事が・・
そのオッサン、歩きながら屁をプリプリこくのだ。
それも1度や2度で無く、定期的に歩調に合わせるが如く、「プリプリプリプリ・・・」と。
それがかなり気分悪くって、結局更にペースをゆっくりにしてオッサンから、間をとった。

気分が悪いと言えば、後ろからどんどん抜かされて行くって言うのもあった。
あれれ??最後尾からスタートしたはずなのに?
多分、トイレかなんかで遅れたランナーが結構いるのだろう。
かなり抜かされたもんなぁ・・


そんなこんなで5kmを過ぎた。

写メの時間を見たら、ゆ~っくりさ加減がわかる。
たいがいゆ~っくりやね。
淀川新橋を潜った。
対岸には我が母校の鳥高(跡)が見える。

ここらへんまで来ると、周りのランナーのメンツが固定されて来る。
それでだろうか?? そのメンツに何かしらの親近感・・ ライバル心?・・ ひとくくりにしにくいけど、そんなものが生まれてくる。

「視聴覚障害」のランナーが伴走者と走っている。
スタートからほぼ同じ位置くらいで走っていたのだけど、段々、ジリジリと彼らに引き離されている。
沿道の声援が飛び、彼らはそれに応えてどんどん進んで行く。
「すごいなぁ・・」と、心の中でつぶやく。
先が見えずに走っていると言うのに加えて、単に彼らのペースについて行けないから・・・

でもあせらない。
自分のペースで進もう。

大日地区給水所では給水・エイドの他に音楽のおもてなしが用意されていた。
去年も癒してもらったJAZZバンドが演奏してくれていた。
競技中で無ければ、酒片手にじっくり聴きたいとこだ。
ベースのおネェさんがお美しい・・・・ ^^

給水所付近にはギャラリーも多くいて、我々に声援を送ってくれる。
小学校低学年の男の子が「ネヴァー・ギヴアーップ!! がんばれー!」と声を掛けてくれる。
ネヴァー・ギヴアップ・・ 
この言葉は個人的にキーワードなところがあって、なんか猪木の闘魂注入の如く頬を張られた様な感じ。
「そう、そうやねん。 ネヴァー・ギヴアップやねん!」
不意に投げ掛けられたキーワード。そのボクに心の中で「ありがとう!」と感謝しつつ通過し際、もう一言。
「リュック背負って重くて大変やろけど、頑張って~!」と。
それに笑顔で応えた。
いやぁ~、ウレシイねぇ~、なかなか味のあるボクだ。
しかし、なんか上から目線な声援やなぁ・・ (笑)


そんなこんなで鳥飼大橋が目前に。

これを過ぎればようやく10km。
そしてもうちょっと進むと。


ハーフの折り返し地点。

去年はここで折り返したけど、今年はまだ先へと進むのだ。
やっと4分の1か。

更に下流域へ。
ハーフ折り返しを過ぎてちょっと行くと、前方から3輪バギーが走って来る。
あれ?先導車??


トップのランナー

やっぱりそうだった。
「え?もう?? うわ、早~~!!」
しかし、すごいな。
心の中で拍手を送りながら対向した。


一方、オレはまだ豊里大橋を過ぎず。。

トップからはちょっと間があいて2,3番手が行き、そこからは断続的に既に折り返してきたランナー達と対向する形になる。
いや、ホントすごいな。(彼ら達に感心) 11/1