2009年12月31日木曜日

2009年も大晦日

あ~~~っと言う間で今日の日が来てしまった感。
なんかピンと来ないなぁ・・
実感が全然わかんけど・・(笑) 今日で最後なんやね。

よくある、この1年を漢字にすると・・ ってやつ?
オレ場合は「恵」やった。
仕事は昨年来の大不況の影響をまともに受けたけど、幸いにも首切りに遭わず済んだ(派遣アルバイターなんだけども)。
また、閉校の憂き目をみた母校の高校の同窓会の活動に参加する事が出来、その事で人脈が広がったりと、ホントに「恵まれた」1年だったと言える。

しかしその一方、(やるべき事の)やり残しや手付かずも多々あったなぁ・・(苦)
今年掲げていた自分なりの目標があって、それは・・
1、走る(ハーフマラソンを走り切る 年間1000km走破)
2、ギター(コードストロークで良いから弾き語れる様に・・)
3、富士山登山(今年登るのが一昨年からの目標であった。体力づくり&資金貯蓄)
あと祝春一番(LIVE)を観に行く。
貯蓄は無理そうなんで、目減りせん様に勤めよう
と言うもの。

で、達成出来たのが1番と”春一”だけ。(苦)
これはちょっとアカンなぁ・・
来年も目標を掲げるけど、必達する様頑張ろう!

あと、慢性的に”書けなくなってる”(? 笑) このブログ。
これも何とか昨年(’08年)ベースで書いて行ける様にしたいと思います。

2009年12月10日木曜日

第13回淀川市民マラソン 何とかゴールはやって来た。(ドラえもんと再会付き)

鳥飼大橋を潜ったところでまた歩き始めた。
33.6km地点の給水所まで走ろうと思ったけど無理だった。(笑)
なので関門は歩きながら通過。
往きはジャズの演奏をしていたスペースにはもう誰もいない。
とっくに終わってる。(笑)
雨も降ってきたしな。
でも聴きたかった!と言うか、キレイなベースのおネエさんを見たかった!(笑)

相変わらず「歩いて走って、歩いて走って」で鳥飼仁和寺大橋を潜り、そして淀川新橋も潜った!
「ここまで戻って来たかぁ・・」
あともうちょっとだ。
前方には「あと5km」の看板が見えて来た。
「おお。」
去年のハーフはここまで来たところで歩いて・・ と言うか走れなくなって、ゴールまでにこむら返りしたりして、言わば地獄の始まりだったのだが・・ (苦)

しかし今年はここまでにその倍以上の道のりをやって来たのだ。
そんな事を思うとかなり感慨深い。

走っていると、ん?、歩いていたか??背後から車の音がする。
「何だろう?」と思って振り向くと、マイクロバスがやって来た。
「あ。」
中にはほぼ満席で人が乗っている。
ハーフ地点でタイムアウトを食らったランナー達だった。
「・・・・・・。」
何か、護送されている囚人達の様だ。(笑)
窓越しに見えるその顔達は一様にうつむき加減で、マイクロバス全体から負のオーラ(無念の)が放たれている様に感じられた。
とにかくアレに乗らずに済んで良かった。。


あと4km!

確実にゴールへと近づいて行く。
ケータイを見てみると、倉ちゃんからメールが来てる。
「ゴールした?」と。
いやいや、まだやねん!あと4kmあるねん!


ん!?

前方に横断幕を揚げてランナー達に声援を送る集団が居る。
「もしや!?」
残り3kmの手前、去年ラジカセで「負けないで」をエンドレスで流しながら、通過するランナーに「ナイス・ラン!」と声援を送っていたナイスランおじさん(勝手に命名した 笑)か??
うん、どうもそうだぞ。
ただ、今年はラジカセも無ければ、「ナイス・ラン!」も無い。
そりゃそうか、雨が降ってるし、それにここまで来るとほぼ皆歩いてるしね。(笑)
しかし、この声援の前を今年は走って通過出来ている自分に、やはり1年分の成長と言うものを感じる。
去年は「負けないで」と唄われても、もう充分に負けてたし、それに「ナイス・ラン!」と声援されても歩いてた(と言うか走れなかった)からなぁ・・
ううっ、ホンマ嬉しい。。^^


40km地点!!

ホンマあともうちょっとや!
でもしんどいなぁ・・(笑)
今は割りと小降りだけど、かなり強く降っていた様で、コース上には大きな水溜りが無数に存在している。
それらを避けつつ、更に歩いているランナー達を避けつつ前に進まなければならないので、前進にはかなり余分な距離を走らねばならない。
走るスピードの緩急も幅広くつけられないし、加えて難儀だ。

かなりバテているのか?水溜りも何も関係無しにバシャバシャ直進するランナーも居る。
完全にヤケだね。(笑)

そんな時、前方から水色い物体がやって来るのが視界に入った。
「あ~~~っ!」
なんと、ドラえもんだった。
ゴールを目指すランナー達に声を掛けて歩いている。
すれ違い様、「雨も降る中、よくここまで戻って来られました。お疲れ様です。」と聞き取った。
「はぁ~!スゴイなぁ・・」
自分はとっくにゴールしてて、って、早いからそれだけ体力も使い疲労しているのに、自分も雨にあたり、また着ぐるみ着てて過酷な条件で走って、ホンマ、オレらよかよっぽどしんどいと思うのに、こんな言葉を掛けて歩けると言う事に心打たれた。
往きの時もそうやったけど、ホント頭の下がる事やなぁ・・

よ~っし!頑張るぞ~!!
と言う事で、歩く。(笑)
残り約2km、最後の歩き。
ラスト1kmになったら走り始めて、そしてフィニッシュ!!と言う段取りだ。

枚方大橋が目前に見えて来た。
帰って来た。
歩きながらどんどん近づくと、前方にあと1kmの看板が確認出来た。
と同時に走り始める。

ここまで来て、空から落ちてくる雨粒の大きさ増して来て、連続的に落ちて来た。
「あ~、もうちょっと持って!」

枚方大橋を潜ると、雨は本降りになり、空も真っ暗になって、強い風が吹き始めた。
ゴール手前、沿道で声援を送るギャラリー達も「こりゃアカン、撤収や!わが身が大事や!」と帰り準備。
そりゃそうや。(笑)

雨に打たれつつ、ゴールが目の前までやって来た。
「あっ!」
ゴールゲートに取り付けられた時計の表示が6時間29分50秒を刻んでいる。
「6時間半切れる!」とダッシュを試みるも、見事に脚が動かない。(笑)



栄光のゴールゲート!! 
は、残念ながらブレブレになってるか・・(笑)
結局、時計は30分を示し、数十秒が過ぎ苦笑いでフィニッシュ!
順路に沿ってICタグを回収し、記念品のTシャツをもらったところで雨は嵐になった。(笑)
滝のような雨とはまさにこの事と言う位の雨。(笑)
皆、最寄のテントに避難し、各テント共ごった返している。
オレは走り終えてから、ホントは十数分そこらを歩きつつクールダウンしたかったけど、仕方無くテントに雨宿り。
すると、急に止まったからか、過呼吸っぽくなってスゴイしんどくって、出来れば横になりたかったけど人が一杯でそれも叶わず、結局雨の中テントを出て歩いた。
しかし、今度は寒くって!(笑)
「これはもう車に戻ろう」と預けていた荷物を取りに行った。
荷物置き場もテントで、やはり大勢の人が居て、荷物を取るのも一苦労だった。
それにしても寒い。
まるで雨に濡れた迷子の子犬の様に震えた。
寒くてたまらんので、リュックに忍ばせておいたレインコートをようやくここで着た。(笑)
雨避けでなく保温で役立った。
「じゃあ戻るか。」と歩き始めると雨が小降りになったぞ。
そのまま帰ろうと思ったけど、振る舞いをご馳走になるか?
と言う事で、今年は食べずに終わるところだった、淀川市民マラソン名物!の「淀川汁」を頂く。


「淀川汁」 と言う名の豚汁
1年振りの淀川汁。
冷えた身体に温もりを与えてくた。
かなり具沢山で美味し~い!!
え!?去年てこんなに美味しかったっけ??(笑)
とか一瞬頭をよぎったけど・・
ありがたや~~


いやはや、最後に酷い目に遭ったけ、このあとはひとっ風呂浴びて、美味しいもん食べに行こう!!^^
美味しいもん・・ 喜楽のトンカツやね~。^^
と、車に戻って着替えて、まずは鳥飼の里(スー銭)へ。
割りと空いててゆっくり入れた。
湯上りに脚にサロメチールを擦り込む。
スゲぇにおいで、掃除のオバちゃんにガン見された。(笑)
よし、これで(脚は)大丈夫やな。

ルンルンで鳥飼の里を出て喜楽へ向かう。
「ダブルトン定で、オムライスお土産やなぁ・・」とか考えつつ、19時チョイ過ぎに喜楽前に到着!
!?、え?、閉まってる??し、閉まってる~~~!!

ガラガラガラ・・
幸せ気分は音を立てて崩れ去った。

唖然、呆然。
思考回路はショートしたまま帰路に着く。
完全に喜楽のトンカツモードだったので、他の店、食べ物は思いもつかなかった・・
肩を落として帰る、帰る、帰る・・・
え?何で閉まってるん?!


いやぁ~、最後の最後で落とされたなぁ。(笑)
初フルマラソンと言うか、喜楽閉まっててショック!!の印象の方が強い第13回淀川市民マラソンが終わっていった。
チャンチャン。

2009年12月7日月曜日

第13回淀川市民マラソン ようやく折り返した

淀川大堰を渡り切り、「ああ、もうすぐ折り返しか~」なんて思ってたけど、何が何が!まだ結構ある。。
周りのランナーもかなりの割合で歩き始めている。
ここまで来て空模様もなんだか怪しげになってきたし。
でも、なんとか頑張ろう。


や~っとこさで折り返し地点が見えた!

いやぁ、大堰からが長かったなぁ~
やっとだぞ。(笑)
横に広がるコスモス畑の美しさに元気をもらい折り返す。
時計は3時間を過ぎている。。
「うお~、遅すぎか??でも、良いのか?」
なんとか30kmまでは抑えて行こうという事で納得。

前方からスタート直後前を走っていた視聴覚障害のランナーがやって来た。
いつの間にかで追い越していた。
そうか、リュックに水を装備してここまで・・ と言うかゴールまでノンストップで行く作戦を実行してるので、給水所の度に何人かづつパスして行っていたのだ。
そのランナー、最初はいいペースで前を行っていたんだけれど、さすがにバテて来た様で余裕のカケラもうかがえない。
なんか泣きながら走っている様な雰囲気。。
ホント、かなり辛そうだったけど、対向し際に「折り返しまであとちょっとやで~~」と声を掛けた。
「頑張れ!」とは言えないし(実際、この時点でゴッツイ頑張ってるんやし・・)、でも何か声援を送りたくてそう声を掛けた。
やはりランナーはいっぱいいっぱいでオレの言葉に無反応だったけど、伴走の方が「ありがとう」と応えてくれた。



返りの淀川大堰

折り返してちょっとして”パラっと”ついに落ちてきた。
で、大堰を渡り終えたところで本格的に降ってきた。

「うわちゃ~!きたか。」

もっともって欲しかったけど・・
リュックに入れてたレインコートを羽織ろうか?と思ったけど、雨はそんなにうっとおしく無かったのでそのまま走る事にした。
元より汗でグチャグチャになってるし。(笑)


25km!

しとしと雨に降られながら、なんとか25kmに到達。
しかしここでちょっと問題が・・ それは尿意。

ここに来てと言うより、スタートしてからや~んわりとそれはあって、でも、なんとかなるかなぁ~?なんて思ってたけど、これはゴールまでガマン出来んかな?って。
あとまだ15km以上もあるし、雨で冷えて追い討ちがかかったし。
丁度、前方にトイレがあるなぁ。。
と言う事でストップする事にした。
これはバテて歩くんじゃない。。

と言う事で、移動式(河川敷あちこちに置いてあるタイヤの着いたヤツ)のトイレへ。
ステップ階段に脚を掛けた時、「やばっ!」なんとこむら返りしそうになった。
「危な~。。平気や思ってたけど、結構きてるんやなぁ。。」
用を足してスッキリした後、ストップついでにストレッチと、あと、リュックに忍ばせていたエアーサロンパスをシュ~した。
さて、これで良いか!!
と、再び走り始める。

エアーサロンパスが効いてくれているが、少し上過ぎにスプレーしたのでなんだか喜屋武多摩がス~ス~しよる。
う~む、こりゃちょっと失敗やな・・・

それがなんか気になって走るのに集中できん。
加えて、エアーサロンパスの効力も思いの外早く薄れてきた。
うわっ、結構しんどいなぁ。。

「・・・・・・・・・・・。 歩くか?」
ここまで来て、初めてそれが頭をよぎった。

確かにキツイ。でもまだ走れる。
ただ、走り切れるかは疑問符だ。
このまま走れば、やはり能力の限界を迎えて走ることはもちろん歩けなくなるかも。
今ここで歩き始めれば、まだ走る事も出来るだろうし、走ってフィニッシュ出来るだろう。
でも、それでは当初の目標の「歩かずに走り切る」を達成出来ない。
そんな葛藤が起こった。

が、このまま行けば身体的(脚)にどうなるか?明日からの仕事に支障をきたすのでは??
さっきトイレで止まったんだし・・
「止まったし・・ 歩くか・・」
結局、それらが決め手となって歩いてしまった。
ああ、当初の目標は崩れ去ったけど、「これが現時点でのオレの実力なんだ・・」とあきらめた。


なので、30km地点は歩いての通過となった。

もちろん悔しさで胸を覆われたけど、こればっかりは仕方ない。
自分なりにして来た努力は、ここまでの結果しか出せなかったのだ。
約1km程歩いて、再び走ってみる。

うん、走れる。
それからは走って、歩いてを繰り返した。

雨の方もひと段落。
降っているのか?いないのか?位の感じ。


おぉ~、鳥飼大橋まで戻って来た。

あと10km。。
なんとかこの調子で・・
天気も脚も。

気掛かりだった33,2km地点6時間の関門は何とかスルー出来そうか? 11/1

2009年12月6日日曜日

第13回淀川市民マラソン ドラえもんに遭遇

やっと豊里大橋を過ぎる。
この先もなんだか馴染み深い風景が続くのだが・・



菅原城北大橋。。

この橋は在阪時には無かったので、いまいち親近感は無いが・・
この橋も有料みたいだね。

その菅原城北大橋を過ぎる手前だろうか??
ハーフを折り返しての対向ランナー達はその数を増していって、もはやもの珍しくも無くなって来たんだけど・・(笑)
ん?、前方からまた目に映える水色いのんが走って来たぞ!?
「ど、ドラえもん?!」
それはドラえもんの着ぐるみを着たランナーだった。

「ははっ(笑)」

なんか思いがけずでのドラえもんとの遭遇にニシャけてしまって笑顔で対向すると、「頑張って下さい~~・・・・」と声を掛けていって下さった!
「ほぉ~」
なんと女性かい。しかもオレと同年~年上の方と見たぞ。

これまで数多くのランナーと対向してきたが、この様な励ましの声を掛けてくれたランナーは居なかったし、ましてや着ぐるみで走ってて、それにオレなんかよりはるかに早いスピードで走っていて、絶対オレよか彼女の方がキツイはずやのに・・
なんかスゴイなぁ・・と感動し、同時に頭の下がる思いとなった。


赤川鉄橋

城東貨物線の通る橋。
数年後には旅客新線が通る予定でいるらしい。

この橋は思い出が有る。
線路の横が木製床製の歩道橋で、かなりその造りがちゃちくて、渡るのにスリルを感じた様な・・
そんな思い出がある。
大阪市側にはなぜか??ラーメンの屋台が並んであったなぁ・・ 
(なつかしさでGoogle検索すると色々出てくる出てくる!! ホンマ、なつかしい。)


梅田の摩天楼群が正面に見えてくる。

高層ビル群がそびえ立つ。
枚方の自然自然したスタートから、都会な風景へ・・
「単調なのでは??」と心配していたマラソンコースのロケーションだったけど、個人的には変化を感じてとる事が出来て満足。^^


毛馬の閘門が見えてきた。

この閘門の先が本来の淀川の流れであったのだ。
現在の流れは治水工事によって付け替えられたもの。


今回の目玉でもある淀川大堰

通常は通行禁止のこの堰だけど、走るとやはり優越感です。
しかし、マラソンナンナーでなくとも利用(渡れた)出来てた。
左手には長柄大橋、右手には野鳥達の群れが水面に集まり、またいい感じのロケーションだなぁ。。
11/1