2010年9月24日金曜日

ようやく筋肉痛治まる

こないだの日曜日の大江山登山マラソンから、もう一週間が経とうとしている。
競技後はそんな予兆も無かったのに、月曜日の夜くらいから酷い筋肉痛にみまわれた。
4月のダイトレの後のヤツ(あれも酷かった。。)に迫る病み様で、やや(←で済むだろうか?笑)仕事にも響いてしまった。
情けない事やけど・・^^;
それもやっと何とかひと段落。

さて、参戦記のブログもそろそろ書き始めんといかんね。

2010年9月17日金曜日

ふえぇぇぇ

や~っと書けた。伊吹山。(笑)
北海道を始め、松本、その他書きそびれも何とか書きたいナァ··
そういや、高山のも完成してないよな?><
いや、書けんくなったわぁぁぁ。

と言いつつ、この日曜(9/19)は京都与謝野町で行われる「大江山登山マラソン大会」に遠征!
明日朝、今夜の夜勤が明けたら、前のりで出発です。^^v

今回の競技も制限時間があって、かなりヤバそうやけど··
なんとかフィニッシュを目指して行きます。

この大江山マラソンには伊吹山で知り合ったM田さんも参加されるので、再会出来るのも楽しみだったりして。
あ、そう、そう言えば、M田さんよりお手紙が届いたので、無事連絡先がわかった!^^
ちゃんと暑中見舞いを兼ねて返信したし。

Eメールならぬ、いい手紙(メール)。(笑)

豚テキご飯 580円

伊吹薬草の里を出て、365を三重に向いて走る。
三重県に入って間も無くのところにその店はあった。

「ドライブイン藤原」 ・・・・、やったかな??(^^;)

実は、この日の朝、伊吹に向かう途中、目に入った。
というか、お盆の北海道行きの際、舞鶴へ向かう途中で見つけたのが最初だった。

「豚テキご飯 580円」と言う看板。

豚テキ・・ とんてきは四日市が誇るB級グルメであるが、価格的にB級とは言えないいい値段の料理だ。
大体、定食で1000円以上が通り値だけど。

それからいくと580円と言う値段はかなりな安さ。
先日といい、今日もだけど、「580円の豚テキって、どんなん??」と興味津々であった。
「そのうちいつか行ってみな・・」
と思っていたけど、たまたまこの日が格好のチャンスとなり、いざ、試してみることにした。

365沿いで、三重と岐阜境目付近、三重に入って間も無くで岐阜に入る直前と言う位置にある。
時間は16時をまわっていて、お昼には遅すぎるし、夕飯には早すぎるという時間だったが、入り口には営業中の札が出ていたので、恐る恐る駐車場に車を着けた。
ただでさえ入りづらい雰囲気全開だけど。。^^;(失礼)
こんな時間なので、もちろん他にお客は居ない様だ。

で、恐る恐る店内に入り、「あ、いいですか?」
と聞くと、「どうぞ!^^」と。

で、目当ての豚テキご飯をオーダーした。
オーダーしてから机上のメニューを開いて見てみたら、あれ?豚テキご飯は載っていなかった。
メニューの定食類は800~900円の金額設定で、全体的に中の上な金額設定。
だから、580円はこの店の食べ物では最も安い。
ひょっとして看板を見間違えて、ホントは1580円とかやったりして?^^;
と、ちょっと不安になったりもしたが。

出て来ました。


豚テキご飯

肩の端かな?3切れで200gまでは無さそう。
汁は付かず、香の物はSサイズな梅干2ヶ。
まさしく特化された豚テキご飯だ!
付いてきた伝票を確認したら、ちゃんと580円だった。



タレはソース味でなくしょう油味

やわらかく焼けていて、おいしいよ!これ。^^
香の物が梅干やし、激しいスポーツの後にもってこいな内容だ。
値段だけに、全体のボリュームにはやや不満だけど(オレが食い過ぎなんで。)、しかしなんか渋いセットやねぇ。

お腹も減ってたから、ぺロリっと平らげました。


道路沿いのあの看板が目に飛び込んで来た訳なんだなぁ。
(画像、見にくいですが。)


そしてメイン看板?

結構ドキドキもんやったけど(笑)、おいしかったし、良かったなぁ。
次回、いつ行くかは未定ですが・・^^;

しかし、未開のお店を開拓するのって、ホント、良いモンですぅ。。^^ 8/29

夢高原かっとび伊吹2010 11

しかし、無事フィニッシュ出来て良かったぁ。。
と、そんな感慨にふけりながら登山道を駐車場へと下る。

このルート一帯はお花畑として整備されており、道沿いに四季折々山野草の花を観賞することが出来る。
この時も、名前は分からないけど、季節の花が咲いておりましたよ。


ロケーションもやっぱり良くって・・
浅井長政の居城であった小谷城の山も見えるなぁ。
そんな景色や草花に時折足を止めながら、ゆっくりと駐車場に降りて来た。
スタッフの方が要所に散らばっていたから、下山バス待ちの場所は容易く知ることが出来た。
既に50人ほど並んでいた。
「ほお、ちょっと並んでるね。」
そんな事を思いながら、オレも列に着いて待つ事に。
オレの後にも、みるみるうちに長い列が伸びていく。
「う~ん。。。」
バスがなかなか来ないのか??
「あ~あ!こりゃバス来んわ!!」
ふと、駐車場の入り口に目をやると、ドライブウェイから駐車場に入る車が長蛇の列を成している!?
なんと!伊吹山ドライブウェイが大渋滞していたのだ。
スタッフの方達も、これは想定外の混み様なのか、少し焦り気味になっている??
頻繁に携帯で関係部署とやり取りしている様だ。

もう、ええ加減すごい待ち人数になって来ている。


「こりゃ、だめだなぁ・・^^;」
なんて事から、横に座り合わせた男性と会話を始めた。
「これはバス当分来ないですね。」とか言って。
そこから、今日の競技の事やら、なんやかんやと話す。


が、一向に来ない。。
「おいおい、アカンやん!」
「こりゃ、もう1本ビール飲めちゃうよ!=3」
ホントに来そうにないので、駐車場の売店にビールを買いに行った。



今度は一番絞り^^ で、これで3本目。^^


ほろ酔いから本酔いに突入しかけて、舌の方も滑らかになって来て、となりの男性とも話しの口数が多くなった。
それで発覚したんだけど、オレが11月に出場する淀川市民マラソンに、その方・・ M田さんも出場されるらしい。
「お~~、スゴイ! じゃあまた淀川でお会い出来ますね!」
なんて言ってたら、なんとその前の大会でも同じく参加されるとの事。(9/19、明後日の大江山マラソン)

「うわ~!」なんて。(笑) 
もうびっくりで、意気投合で、住所交換なんかしたりした。


そうこうしていたら、やっと来た。(嬉)

かれこれ小一時間、バスの姿を見て、思わずバンザイしたいくらい嬉しかった。

ようやくバスに乗り、それからもM田さんとちょこちょこ話しした。
このM田さん、驚く無かれ。御歳71歳(!!)
で、かなりの数、大会に出ているようだ。

色んな話をしながら、バスは美しい景色の中を走って行く。
美しさに思わず何回かデジカメのシャッターを切った。


深い山々の彼方に開けるは・・ あれは岐阜?名古屋?濃尾平野が一望だ。

伊吹山ドライブウェイ自体、今日初めて通るのでテンションは上がる上がる。
予想を超えたロケーションの良さに、だいぶ感動した。

でも・・ 自分の車(またはバイク)で通行する事は無いだろうな・・^^;
だって、通行料が激高いもん。=3

また小一時間ほどバスに揺られて、ようやくスタート会場に戻って来た。
M田さんと一緒に完走証をもらいに行く。
完走証には名前だけが印刷されていて、タイムの印刷は無い。
別で貼り出されている記録表に記載されている自分のタイムを確認して、それを自分で書き入れると言うのが、今回のシステムらしい。
オレは2時間15分56秒で723位だった。
M田さんは記載が無かった。
2時間半を超えたらタイム計測されないかららしい。
それでも8合目を12時までに通過していれば完走の扱いとなるので、完走証はてに出来た。
しかし、自分で記入って、なんだかなぁ・・
なんか捏造してるみたいだし。(笑)
これは印字してもらえる様、改善して欲しいものだ。

M田さんは大阪から電車で来られているので、ここからまた別のバスで最寄り駅まで行くと言う。
「また、大江山で会いましょう! とりあえず近くなったら電話します!」と言って、サヨウナラとなった。

オレは、お酒も入ったのでまだゆっくりして行く。
このスタート会場には、薬草の湯と言う入浴施設があるので、ひとっ風呂あびて行く。

風呂から上がって、腹へりだったので、物販の出店ブースを見に行ったけど、もうどこも店じまいの用意で何も食べる物は無かった。。
競技のタイムが遅いから、いつものパターンではあるが・・

ここでの食事はあきらめて・・
「そうだ!あそこへ。」
先日から目星をつけていたあそこで腹に入れるとしよう。

さてさて、ゆっくりしたし帰るとするかな。
「今日は一日ありがとう!」
そう伊吹山へつぶやき、帰路を走り出した。 8/29

2010年9月13日月曜日

夢高原かっとび伊吹2010 10

一目散、売店になだれ込み「び、ビール下さい!!」
と2本買う。

お値段は350ml缶450円。(だったハズ。。)

プシュっ! と開けて、喉に流し込む。
ゴキュっゴキュっ・・
はぁ~、うまい!
すぐに無くなって、2本目へ。


あ~~~、おいしい。^^
2本目もあっという間で、飲み干しました。(笑)

って言うか、山頂・・ 売店??
そう、れっきとしたレジャースポットの伊吹山には山頂に売店があったのです。
それも5件くらい。


大自然な山頂に、俗物な売店は不自然極まりないんだけど・・
しかし、競技でヘトヘトになって上がって来た身には非常に助かるゼ。
ビールで非常に心地良いのですが。。
続きまして、ソフトクリームいかせて頂きます!
実は、この日競技に参加するにあたって、色々と伊吹山の事をネットでリサーチしてたら、山頂の売店のソフトクリームが絶品!
との情報が得られた。
それで、上ったら是非食べなければ・・ と思っていたのだ。
思いの外、知られた情報なのか??
そんな事で、どの店もソフトクリーム機の前には行列が出来ていた。
並んでいる方がおいしいのでは??
と言う観点から、行列の長いお店で買う事にした。
Sサイズが200円、Mサイズが300円で味はバニラの他、何種類かあったけど、もちろんオレはバニラでM!
並んではいたけど、流れは良くって、そんなに待たずに買えた。
うしししし。。^^ 


では、いただきます。^^
うん、おいしい。^^
今まで食べた中で最高か?と言えば、そんな事無いけど(笑)、でも、おいしい!
期待してなかったけど、300円のMサイズはかなりボリュームがあった。
これはうれしい。
これもサクっと平らげ、いや、幸せだなぁ。。
欲求が満たされたところで、少し山頂をウォッチング。
山頂碑のところには、日本武尊(やまとたけるのみこと)の像が設置されていた。


それに集う様に、競技を終えたランナー達がくつろいで居られました。


そして、この山頂、眺望がとても良く、絶景パノラマが広がります。
山頂に限らず、途中の登山道もほぼ全域において眺望が素晴らしく、いやぁ~、伊吹山って良い山だナァ。。
なんて思いました。
今回ですっかり伊吹山のファンです。(笑)

と、まったりして居ったら・・
あ!? まだ競技は続いてるんだ!!



と、ゴール前に立ち、上ってくるランナーに声援を送る。

最後の力を振り絞って上がって来るランナー達の姿にはジンとくる物があるなぁ・・
お疲れ様! よく頑張られました! すごいすごい!

8合目の関門を通過出来た、完走扱いの最後のランナーも見届けたので、さて、では下山にかかりますか。
と、バスに乗車の為、伊吹山ドライブウェイの駐車場へと下って行く事にした。 8/29

夢高原かっとび伊吹2010 9

9条ランナーが壁になっていた様で、パスした後、ちょっとの間ひとり旅状態になった。
自分のペースで前に進める分、気持ち的にも身体的にも楽だった。
が、それもつかの間、すぐにまた前のランナーの壁に突き当たる。

道は険しさを増していく。
所によっては、手を着いて通らないといけない箇所も出て来た。

一人、パス出来そうなランナーの後ろについた。
間合いをはかってパス!
する際、左足の裏~アキレス腱が半攣り状態に。
「げっ!」
とっさに反射的にその箇所の筋肉を伸ばしたので、難は逃れたが・・
ひえぇぇぇ~、危ない~(汗)


ひやひやで8合目

「これはヤバイ」
以後は攣らない様に・・ それを最大のテーマとして進んで行く。
まぁ、ホントに道幅も狭くなって、とても追い越し出来る状態で無くなって来たので、それで丁度良かった。

上から下ってくる登山客に混じって、既にゴールしたランナーの姿も見られる様になって来た。
「スゴイよなぁ・・」
オレはとてもマネ出来ないわ!
スタートする前、一瞬、「下山のバスは使わず、自力下山しようかな??」
なんて、”いちびった”事を考えてたけど・・
絶対無理ぃー!!(^^;) 


9合目

スタッフの方が「ここまで来ればゴールした様なもん。もう、すぐそこです!頑張ってー!」
と声を掛けてくれる。

よしよし、なんとかメドはついたか??
もうひとふん張りだ!


ついに頂上の建築物が確認出来るところまで来た!

ゾロゾロと上がって行くと、ついに上り切って、前方ゴール地点が見えて来た。
ゴール横に置かれた計測用の時計には、デジタル表示で「2:15:40」の文字。
「っ!! 16分を切れる!」

上り切ってからは道幅も広くなっていたし、最後の力を出して、ゴールまでダッシュ!
前の男性をひとりパスして・・


カメラをかまえて、栄光のフィニ~ッシュっ!
(うわ、ちゃんと撮れてへんやん・・ 泣)

時計は辛うじて15分台を保っていた。

スタッフの方々がハイタッチで迎えてくれた。
「ありがとうございました。」


順位・記録確定を取ってもらう。

「終わったー! 疲れたー!」
いや、ビール飲みたい!ソフトクリーム食べたい!

頭の中はもうそんな事ばっかりで一杯で・・
あ、フィニッシュ後のゴールへの一礼を忘れてた!!
しまったー!(今年出場の残りの大会では忘れない様にせんと・・)

反省しつつも、足は勝手に売店へと向かっていた。=3 8/29

2010年9月12日日曜日

夢高原かっとび伊吹2010 8

ヘロヘロで何とか5合目。。
この5合目には山小屋もあったりする。


このエイドでも冷たいドリンクを・・
と、思ったが。


ふと、山小屋に目をやると自販機!?

じ、自販機・・ 確実にキンと冷えた物が飲める・・
いっぺんガツンとクールダウンしたかったし、量も飲みたかったので買うことにした。
普通ならアクエリアスに行くところだが・・
少し迷って、結局コーラを買った。(350ml缶190円。どうせなら200円でも良いと思うけど。笑)
なんかものすごい炭酸気が飲みたかったのだ。

「よし、ここはちょっと一息だ!」
気は焦るけど、身体は限界近いし、腹を据えて休憩タイムにした。

プルタブを引き上げると、「プシュっ!」
ああ、良い音やねぇ。。
そして缶を口につけると、ゴクゴクと喉へと流れ込んで行く。
「お、い、し、い~~~!!^^」

糖分、カフェイン、炭酸、冷たさ・・・
1本のコーラに備わっている全てがプラスに作用して、超リフレ~ッシュ♪

だいぶ回復した。^^



依然として険しい道のりが続くが・・

しかし、コースもつづらになってきたし。

頑張れる。

・・・? 多分。=3


6合目

スタッフの声掛け。
「大丈夫?行けます?」
ランナーの様子を見ながらしっかりとしてくれていた。


7合目

コース幅は更に狭くなり、また足元も土の部分が減り、石・岩がかなりを占めて来た。
階段状になっている箇所も多く、こう言った場所ではこむら返りに要注意だ。

現にさっきから兆候は出ているし、危ない場面も。
道幅も狭い上、待避スペースもあまり無い状況なので、何とか攣らない様に慎重に歩を進める。
浮石も多く、コース取りや踏み方が悪いと転がしてしまうので、こちらも気を付けていく。

他のランナー達も疲労がたまって来て、ペースも落ちて来て、ましてやこんなコースなので渋滞が起きてきた。
加えて、上から下ってくる一般のハイカーの皆さんも居るので拍車がかかる。

直前に「憲法9条を守る云々の会」ののぼり旗を携え競技される方が居た。
「あれ?これって乗鞍天空マラソンの時にも見たぞ?! もしや同じ方??」
スタートでだいぶ前を行っておられたが、追い付いたカタチだ。
結構ペースダウンされているので、抜きたいのだけれど・・・

コース上、間合いをはかってパス出来そうなポイントがあるにはあるが・・
しかし、手に携えているのぼり旗(2m近い長さ)を、寝かせて進んでおられるから距離を置かないと旗に当たってしまう。
距離を置くとパス出来ないし・・^^;

ギリギリの距離で後ろにつけているが、たまに旗が当たってくる。=3
「危ない。。^^;」
乗鞍や一般的なロードコースなら良いけど、こんな登山道では困りモノだなぁ・・
本人はやはりそれに気付いていない様。(教えてあげるべきだったか?)

後ろにつきながら、時折顔をつついてくる”平和憲法”ののぼり旗になんかブラックユーモアを感じた。(笑)
「これじゃあ平和の象徴がケンカを売ってないか??」
「平和の主張のはずが、争乱を生まんとしていないか??」

しばらくした時、上から降りて来たハイカーと9条ランナーが挨拶から会話が始まりかけたので、その隙を突いてのパスに成功した。

その会話の際、9条ランナーがハイカーの方に旗を当てていた。(笑) 8/29

夢高原かっとび伊吹2010 7

相変わらずキツくて、今にも心が折れてしまいそうなそんな時、前方にエイドステーションが現れた。
スタッフの方々が上ってくるランナー達に「大丈夫ですか?」と声を掛けながら・・


霧吹きで水も掛けて来た。(笑)

この「かっとび伊吹」の”名物”とも言えよう霧吹き隊だ。
通過時に掛けてもらうと、これがまた気持ちいい!!^^
まぁ、あくまで焼け石に水なので”ライフ(スタミナ)ゲージ”は戻んないけど・・=3
でも、この心遣いが嬉しいのだ。

ちょっとリフレッシュ出来た。^^v

ルートは徐々にそれらしさが増してくる。
先程までの草原から、道幅は狭くなり、地面に石や岩なども顔を出して来た。

しばらくすると・・

「おお!」


伊吹山の山頂が顔を出した。

キレイやけども・・
あそこまで行かなアカンのか。。
ここまでに既に1時間超え。。

「間に合うのか??」

そんな事を考えているとすぐさま3合目に到着。


エイドでアミノバリューを頂く。

冷たくておいしい!!^^
ここまで背負って来た水とスポドリをチューチュー吸って来たけど、ここに来るまでにもう温くなっていて・・
ある程度の冷たさが無いと有効な水分補給にならない。
で、頂いた。

丁度この3合目は伊吹山の中腹で盆地の様になっている。
斜度の無い平地の部分があって、エイドで補給を終えたランナー達は「ここで走らないつ走るねん!」とばかり、走り出す。

オレも、いつもならそのクチなんやけど・・ アカン、無理。^^;
上がりっ放しの脈は下がらないし、安静に勤める。


距離的に半分を過ぎてはいるけど、まだ先は長い。



4合目

依然として斜面をまともに進む、辛いコースを行く。
しかし、標高が上がってお陰で、時折吹き抜ける風が冷たくて気持ちいい。

コース脇のスタッフの方が、安全確認の声掛けと共に、非常にいいガイドをしてくれる。
「このペースで充分ゴール間に合います。」
「ここが一番キツイ頑張りどころ。上はつづらになってるから楽。涼しいし天国ですよ。」など。

「そうか、よし、頑張ろう!」
そう言う気持ちになれた。

しかし、上は天国って・・
ホントに天に召されん様にせなアカンやん。。=3 8/29

夢高原かっとび伊吹2010 6

1合目の看板を過ぎ、本格的に登山道に入って行く。

まず最初はスキー場のゲレンデを上って行くルートで・・


広い草原に付いた踏み跡を進んで行くのだ。

しかし・・ これがいきなりにキツかったりする。。


結構な斜度でありながら、つづら折れする事無く真っ向上って行くので。=3
始まりにして、いきなり山場を迎えた様な感じだ。
振り返れば・・


後に続く死の行列?(^^;)
素晴らしいロケーションではあるんだけど、それを堪能する余裕は無かった。

とにかくキツイ!><
焦げ付く様な暑さと、過酷な上りで心臓はもうとっくにオーバーレヴ状態。
きっと脈拍とか測ったら、正直ヤバイ領域に入ってるだろう。
うっすら吐き気もしてるし。
そんな事から、「リタイヤ」の文字が頭をよぎった。
「ホンマにヤバかったら止めよう・・」
とりあえず、タイムの事は気にせず、己の体力・体調に気を掛けて競技を続行する。


なんとか2合目に到達。。


=3 (^^;)


地獄はまだまだ続いて行くのだった。 8/29

2010年9月5日日曜日

夢高原かっとび伊吹2010 5

広域農道の交差点には「伊吹山登山口」の看板。
この道はそのまま伊吹山への玄関口となっていたのだ。

道の両側には、昭和が色濃く残った建物が並び、進んで行くにつれ観光地ムードも加わって来た。
そんなひなびた景色の正面にドン突く様にお宮さんが姿を現せた。

鳥居に付いた板には「三之宮」の文字。
歴史のありそうな、そのお宮さんが登山道の入り口を兼ねていた。


石段を上がって、鳥居をくぐって・・

一瞬、お参りして行こうか?とも思ったけど、今ひとつ気持ちに余裕が無く目礼して通過してしまった。=3
小銭もパンツのポケットに入ってたんだし、せっかくだから、お参りしとけば良かった!なんて、後の祭りだけど。。^^;

本殿を正面に右にコースを辿って行くと、第一エイドが設けられていた。
オレはドリンクを背負っていたからここはスルー。
しかし、多くのランナーがここで給水していた。
「そら、そうやわな。」
ここまでで既にかなりの発汗量だもの。

エイドを通過すると、右手に「命水(と書いてメイスイ)ケカチの水」の水場があった。
ここで立ち止まって、カメラ撮影した。
が、あまり良く写らんかった。。´へ`;
飲めたら飲もうと思ったけど、看板には「生での飲用不可」と書かれていた。残念。

このケカチの水場の先、右手に階段があって、そこから正規の伊吹山登山ルートとなるのだけど、我々はそのまま直進し、ゴンドラ関係者用の林道を登って行く。



いよいよ始まって来たなぁ。。

ここから歩き始めるランナーが多くの割合で出て来たが、オレはマイペースでゆっくり走って行く。
何合目になるのか?舗装路と未舗装の変わり目があるので、舗装路の内は歩かないでおこうと決めていたから。

車1台分の対向不可な道幅なので、やや渋滞気味になる。
こちらは走っているとは言え、歩くのとスピード差があまりないので、歩くランナーをパスするのに、コース取りと間合いに工夫が要った。

前を行く2009名古屋シティマラソンのTシャツのランナーが絶妙のペースで進んで行くので、彼をペースメーカーとして上って行く。

しばらく進んでいると、後ろから「あら、早いねぇ~」と声を掛けられ、振り向くと、スタートでカメラを写してくれた男性だった。
スタートしてからオレの方が後ろに居たんだけど、どうもさっきのエイドで逆転していた様だ。

彼は横に並ぶなり、「撮ってあげるわ!」
と、手を差し出して、カメラを渡す様ゼスチャー。
スタートで撮れなかった”借り”を、ここで返すぞと言わんばかりだ。(笑)

その気持ちが嬉しくって、素直にカメラを手渡すと、なんと!彼はダッシュして20m程前に行って立ち止まり、振り返ってオレにカメラを向けた。

「え~!そこまでしてもらうなんて~」
申し訳なく思いながらも、その厚意に応えるべくポーズをとる。



サムズ・アップでイエイ ^^

躍動感無く写ってるけど、一応走ってるんです!
決して歩いてへんよ!これでも。=3

「いやぁ~、ありがとうございます!」ってお礼は述べたものの、これで終わっていくんやからなぁ・・
いや、ホンマありがたいし、カッコええなぁ。。
大変ご親切な事に、この他にもう1ショット撮って頂いてました。^^;
(家でカメラからPCにデータ移してて気付いた。)

まぁ、そんな嬉しいふれあいが有りつつも、競技は結構ツライ!!
もう、ゼイゼイいうてる。

しばらく行くと、視野が開け、舗装路が終わっていた。
ついに登山道が始まる!


スキー場の施設が現れ、そこからギャラリーが声援を掛けてくれる。^^

この声援が力になるんだ!

「ありがとー!頑張りまーす!^^」
なんて応えた途端、グッと斜度が上がった・・


ハイ、走るの終了~。。

前方にプラカードをもったスタッフが・・
い、1合目・・
1合目?まだ1合目。。
ここからずっと歩きかぁ~´〆`
あと5.8km・・
長いなぁ・・ 8/29

夢高原かっとび伊吹2010 4

”ぞろぞろ”っと、ランナーのかたまりが動き始める。
それに合わせ、歩き始める。


やはり1000人、なかなかゲートをくぐれない。(笑)


ようやくゲート通過で・・ 自分撮り!

横でさっき撮ってくれた方が、撮ってあげようか??
的な顔でオレを見てくれてたけど・・
(スタートの最中)なんか悪い気がしたのでお願いしなかった。
一応、笑顔で目礼。

やっと、走り始めた。
さあ、始まったぞー!
ボチボチと、ゆ~っくりなペースで進んで行く。



前方には伊吹山。
あの頂上がゴールだ。

「うわぁ~、あんなとこまで行かなあかんのかぁ。。」
ホントに2時間半であそこへ辿り着けるのか??
恐ろしく不安。(笑)


ちょっと行くと、広域農道の交差点にぶつかる。

おろぉ~、信号引っ掛かるか??
と思ったら、どうもランナーが行き過ぎるまで信号を止めている様だ。
この広域農道、365のバイパス的要素のある道路で、交通量はかなり多い。

のに止めている!(笑)

ランナー1000人が通過するのにどれだけの時間を要するのか??
5分以上は確実にかかるよな・・

そんな事で、大渋滞!!(笑)


見えん位、車並んでます。(笑)

えらいこっちゃですねぇ・・
ホント、これひとつとるだけでも大変な労力と多大な迷惑です。

もしオレが何も知らんとこの渋滞に並んでる立場やったら・・
もう、キレ倒してるやろうな・・ きっと。(笑)
「何、ゾロゾロゾロゾロ走っとんじゃ! ボケぇ!`皿´」
と、きっと「ボケぇ!」とまで言ってしまうだろう。(笑)
(恐らく、前々から大々的な交通規制の予告とかしてないやろうしね。)

いやいやホンマ、こんだけ大変な競技イベント。
参加させてもらってるコチラも心して走らんとね!
感謝!感謝!

頑張ります! 8/29

夢高原かっとび伊吹2010 3

会場まで戻って来たら、程々”いい時間”になってて、開会式が始まるまでもう少しになっていた。
「よし、ほんだらスタートの準備をボチボチと・・・」
と、背負っていくザックにいれるドリンクリザーバーやその他携行品を準備して行く。

丁度、となりに駐車された60過ぎ位のご夫婦も、同じくスタートの準備をされていて、軽く会話を交わした。
「今年もギリギリ完走のペースで走ります。」と奥さん。
「もう結構出場されてるんですか?」と問うと、「十数回は・・」との答え。=3
先日も滋賀で行われたトライアスロンに出場して来たとの事で、かなり筋金入りのアスリートの様だ。
どおりで・・

脚やらでん部の筋肉の付きがすごい!!
パッと見、一瞬、男性か?と見間違えてしまうほどの筋肉だ。
あと、女子レスリングのメダリストな彼女達の様な下半身となっている!
いや、すごい。。

おっと、別に変な目で(エロい目で)見てたんちゃうでね!(笑)

さて、準備も出来たし、開会式会場へと移動しますかい。


物販ブースが立ち並んで居った。

飲食物に用品など、にぎやかしになってます。


立派なステージがあって、いよいよ開会式!
米原市市長を皮切りに、各関係者、実行委員のスピーチがなされていく。
この大会自体、今年で20数回を数える歴史があり、「かなりしっかりした運営がなされているなぁ・・」
と言う印象を、各位の発言から感じ取る事が出来た。
「かなり暑くなっていますので、くれぐれも体調の変化に気をつけて下さい!」
「ダメならば途中でやめると言う事も、立派な勇気です!」
普通一般のマラソンとは違い、特殊な競技でもあるので、事故防止、安全第一にかける熱意も伝わった。
「おお~、なかなか良い大会かも。」


エントリーのランナー達も、やはり「選りすぐり」と言った感。
そんな良い開会式も済み、いよいよスタート地点へと移動。


スタートゲート
ここはスタート専用。
ゴールは、この正面にそびえる伊吹山。
遥か彼方に見える、あの頂にあるのだ。
スタートゲート横では、和太鼓の演奏の準備がなされていて、スタートに華を添えてくれる様だ。
記録、順位争いをするランナー達は、「良い位置」を陣取っている。
オレはいつもの通り、後方へと向かう。


せっかくやし・・
近くに居合わせたランナーの方に記念撮影のシャッターをお願いした。
「こんなとこ(後ろの何も無いところで)良いの??」
と言いながら快く引き受けてもらえた。
「スタートしたら、前で撮ってあげるわ!」とも。
いや、嬉しい事を言うてもらいました。^^
スタート何分前か??
さっきからずっとMCをしている男性が、「それでは皆の健闘ををたたえ合って、”エイエイ・オー!”を掛け声を掛けましょう!」と。
これは、かっとび伊吹の恒例・名物となっているものらしい。
ランナーの一人が代表に選ばれ、そのランナーの「エイエイ・オー!」に続いて、残りのランナー全員で「エイエイ・オー!」と続く。
これを3回繰り返す。
「いいねぇ・・^^」
オレはこんなん好きやから、張り切って声をあげたいところやけど・・
いかんせん並んだ前の方と後ろの方では、やはり温度差があって・・
オレの周りのランナー達は声を出さず、ちょっと浮いたカタチになってしまったやんけ。。^^;
なにしろ1000名のランナーが並んでるから、しゃーないんかも知れんけど。
そんなこんなで、スタート20秒前!
・・・・10秒前!
10、9,8、・・・    5,4,3,2,1、スタート!! 8/29

2010年9月2日木曜日

夢高原かっとび伊吹2010 2

受付でもらった、肝心要のゼッケンと、プログラム。


なんとゼッケンは布製!! これは今までで初めて。

防水紙や樹脂で出来たモノよりも良い感じがする。


さて、メシも食べたし、受付も済んだが、まだスタートまで約2時間くらいあるじゃないか!
「どうやって時間をつぶそうか・・」
ちょっと考えたけど、それはすぐに解決した。


「そこら辺を歩いてみよう!」


実はこのスタート会場に隣接して、セメント工場跡地があるのだ。
先の北海道ツーリングの際、木之本へ抜ける広域農道を走った時、丁度この伊吹町地内で工場跡地を見つけた。
バイクで走りながら横目で見て、「うぉ~~、萌え!!」とか思った。(笑)
さすがにその時は、いち早く舞鶴へと走って行くと言うのがテーマだったので、止って撮影とか出来なかったけど、「ここって伊吹山の登山マラソンの時来るから、その時に・・」と、今日、この日に託していたのだ。


そして早速歩き始めた。
歩き出すなり、わぁ~~、こりゃもうテンション上がりまくりだわ!!=3
塀と門で囲まれた広大な土地の中に、これまた巨大な産業遺産・・ と言うか、遺構と言うか?


それらが、こんな感じに・・


残って居るのです。


そんな工場跡の周りは、収穫の時期を迎えて黄金色に光る田んぼで囲まれていた。
大地の実りをたたえ、生(せい)に満ちた風景に、繁栄は過去となり今は亡きものが混在する様は、まさに”ひかりと影”で、どちらを主として見ても、気持ちに色濃く映り、印象深いものとなる。


これは現在も稼動しているのか?
伊吹山から切り出した「材」をプラントへと送るコンベヤー施設。


遥か彼方に見える採掘場へと伸びている。
なかなかに壮観。

さてと、程々に時間もつぶれたし、そろそろスタート会場へと戻る事にしよう。 8/29