更に上って行く。
もうホントゆっくりで遅~いスピードで。
景色の開けたところや、目にとまるものがあればデジカメで撮影するのに足を止めるので、ペースの遅さに拍車が掛かる。
何とか蒼滝橋、蒼滝トンネルを抜けると・・
頭上にロープウェイが通る箇所に出る。
やはりここでも撮影し・・
高校の頃、バイクに乗れなかった俺達は、たま~にチャリンコでスカイラインを上っては、それを下ってバイクでの峠攻め感覚を味わっていたが、丁度このトンネル出口のロープウェイ下はチャレンジングなS字カーブとなっていて、コースの名物コーナーのひとつとなっている箇所でもある。
更に進むと、眺望が開け、御在所山頂が姿を出し、ロープウェイの巨大な支柱も観ることが出来る。
この支柱、高さが7~80mもあって、ロープウェイの支柱として世界屈指の高さのものらしい・・
と言って、かなりの「うろ覚え」ネタなんだけど・・
しかし間近に見ると、デカイ!!
よくあんなとこにあんなもん造ったなぁ・・
と、感心してしまう。
そこからちょっと行くと、料金所跡に着き、そこで車両通行止めのバリケードが設置されている。
この先で土砂崩れが有り、滋賀県側への通行が出来ない為だ。
ここでスタート(自宅)から12km程。
言わば、終点折り返しなんだけど、バリケードで車両は通行出来ないけど、この先に御在所岳頂上への登山道が有る為、歩行者は通れる様になっている。
いったいどこで崩落し、通行出来なくなっているのか?
また、そこの様子は??
と言う好奇心もあったので、更に先に進んでみることにした。
通行止め箇所まで約2kmと表示されていたし、って事は12+2=14で往復28㎞・・
トレーニングとしてもおいしいしね。
料金所跡の少し上に「山の家」があって、そこから先、いくつかのつづら折れ(ヘアピンカーブ)を経ながら高度を上げて行き、スカイライン最高地点の武平峠まで至って行く。
まず(下からの)第一ヘアピン群を抜けた所に崩落跡があった。
しかしここは補修がなされていて、通行可能。
鈴鹿スカイラインは度々土砂崩れが発生するので、ここもそのひとつなのかも。
今回の”致命傷”となった箇所はまだ先の様だ。
しかし、ここで高度どの位か??
恐らくは600m前後とは思うけど、雨が落ちて来だし、気温も明らかに下がって来ている。
むう。やはり山の天気だねぇ。
2個目のヘアピン群を過ぎたところで、工事看板が出て来る。
作業の重機や仮説のプレハブ宿舎が見えて来て・・
第3のヘアピン群で大々的に崩落していた。
ついに終点。
崩れてます。。
かなりなモンやなぁ。。
こんな感じに・・
!!っ
どエライ崩れてるなぁ。
これって復旧するんか??
位のもんでした。
一応、工期は23年3月までとなっておったので、来春には復旧予定か。。
とりあえず行き着くところまで来たので、納得。
それにしても寒いので、そそくさと下り始める。
風が一段と強いし寒いなぁ・・
おまけに下りでは、なんか腰にひびいて来て、ジンわりと痛い。
乗鞍は明らかにこれ以上に厳しい条件となるので、それに合わせた準備をせねば・・
気温が低いから・・ と、水分を持たず、またお金も持って来てなかったんだけど・・
ここに来て脱水症状!=3
足取りは重く、走るのがホント辛くなってきた。。
しかし、リタイヤ出来んし・・
(リタイヤ言うて、電車乗るにもお金無いし)
ここでリタイヤなんて本番に暗雲やし・・
何とか走り続け、やっと公園の水道にたどり着き、水をがぶ飲み!(笑)
このルートは水場が無い!!=3
やっぱ、20㎞超える時はちゃんと水分、お金など装備しんといかんなぁ。。^^;
もうバテバテのフラフラであと家まで1km言うところまで来て、「はぁっ!」
歩いた。(笑)
ダメージになりそうやったし、ま、とりあえず27㎞こなしたと言う事で。
本番へ不安なトレーニングとなった。 6/8
さて、かなり天気がイマイチっぽいけど・・
このあともうちょっとしたら、長野へ向け出発します。
明日は松本観光なとして、明後日の競技へ備えるとします。^^b