2011年5月18日水曜日

第13回奥熊野いだ天ウルトラマラソン その1

午前2時40分起床・・・
の予定だったけど、寒さ(?)と興奮(?)で2時前には目が覚めてしまった。。^^;
「ちょっと早すぎやん!」

睡眠時間4時間弱・・
さすがに前日に夜勤をこなしてこれでは、あまりに短いし、もう一度寝袋にくるまり目を閉じるが、先程からにわかに外がにぎやかしい。
新たに駐車場に着けて来たランナー達だろう、彼らの発する雑音にやられて、やはり寝れない。
「・・・・・。」
仕方無しに完全起床する。

まぁ、いい。
この方が時間にも気持ちにも余裕が出来るし。
と、早速、朝メシを腹に入れる事に。

             メニューは昨日オークワで仕入れたカツ丼&野菜ジュース

朝・・ しかも早朝から、そして競技前と言うのに相当”ゴッテリ”したもんをいきました。(舌)
傾向として結構多いです。
競技前の朝食が牛丼やったりカツカレーやったりするの。(笑)

ドド~ン!と腹にブチ込んだ後は、目玉を入れて(コンタクトレンズを装着)、歯を磨いて、乳首にバンドエイド貼って・・(笑)
携行&ゴール行きの荷物は昨夜のうちに用意済みなので、最終チェックをした後、「さぁ!じゃあ!」とバスへと向かいますか!

バス召集の15分程前の時刻になっていたので、荷物をもって車を出た。
頭上には相変わらずの満天の星空が広がっていて、とても美しく、なんとも気分が良い。

            バスは乗り場で待機していて、すでに20数名のランナーが列をなし並んでいた。

スタッフさんに名簿のチェックを受けバスに乗り込む。
乗車した1号車にはほぼ満員のランナーが乗っていた。
仲間グループで乗り込んでいる人たちを除いて、話し声は聞こえて来ない。
そこに薄っすらとした緊張感を感じて取れた。

3時55分、バスは受付&スタート地点(100kmの部の)がある、那智の大滝へ向かって動き始めた。
窓の外はまだ漆黒の闇で、景色を観ることは出来なかったが、上りの角度で、どんどんと高度を上げて進んでいることはわかった。

約、15分程走って、受付会場に着けた。
ここで受付をすると共に、75kmの部はスタート地点が異なるので、再度バス移動が必要となる為、そのスタート行きのバスへと荷物を積み込み変えた。

            暗闇の中、こうこうと光る受付テント。

午前4時過ぎ、スタッフの皆さんは前夜からほぼ徹夜での準備だろうか?
頭の下がる思いだ。
大方、ランナーの受付が終わってからは、開会のセレモニー。
関さんの挨拶と共に、昨年の100km各部門の優勝者のスピーチが行われた。
その後は、マジスタート地点である那智の大滝前へと徒歩にて移動する。

             約数分、坂道、そして階段を下って行く。

              暗闇の中、眼前に巨大な滝が姿を現せた。

なんとも神秘的で威厳をたたえたその姿に、思わず身が引き締まる。

              持って来た祈祷の焚き木(護摩木)を炎中へ納める。

祈願(諸人快楽)が少しでも叶います様に・・ と手を合わせた。

その後、トイレに行って、かたわらにあった手洗いでお水を頂いた。
(飲めると書いてあったので)

             なかなかにおいしい水だった。良い力水となるか?

そんなこんなしているうち、空は段々と白み始め、刻々と明るさを帯び、夜が明けて行く。
辺りの空気も入れ替わり、1秒以上、同じ状態が続く事は無い。
”夜が明ける””新しい日を迎える”と言うのは、今感じているこう言う事なんだ!
と、まざまざと教えられる。

100kmのランナー達が整列を始めた。

              ただただ、格好いい。。

               そして午前5時、スタート

「頑張ってー!頑張ってー!」と、声援しながらランナーの皆さんを送り出す。
皆さん、めちゃめちゃ格好いい!

              全てのランナーが石段を上って行った頃。ついに那智の大滝がその姿をハッキリと現せた。